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crea ship (オリーブオーナー制度)

CREAな暮らし -crea life style

国産オリーブオイルの価値を伝える

クレアファームは、希少な「国産」オリーブオイルを作っています。

「使う人」の目線では、オリーブオイルの本当の味を多くの人がしらない日本において、ただ「国産」というだけでは付加価値にならないように思うのです。(私は使う側の人だったので、かなりシビア)。

食材というものは、その国(地方)の食文化の中にあるもの。そして食文化とは人々の日々の暮らしの中で長い時間をかけて出来あがったもの。

オリーブの実をぬか漬けにしてみたり、オイルを味噌や醤油など和食の発酵食やダシと合わせたり、あるいは地中海の国々のお馴染み料理を、日本の食材でリメイクしたり。

そして文化を作ることが地域活性や地域農業振興にも繋がっていきます。

オリーブオイル(調味料)は塩と同様、料理には欠かせないもの。
安定生産期に入ってようやく「伝える」ステージとなり、そのひとつが、今回農園内に作ったカフェという「場」です。

食べることは生きること

「食」は、料理する人にも&食べる専門の人にも、常に新しい発見があり、意識せずとも誰もが日々学んでいます。
もちろん胃袋を満たせば味はどうでもいいという人にも何かを伝えられたら嬉しく思います。
食べることは生きることだから。

今朝は、オリーブオイルの国、スペインの朝ごはん風を。「地元の食材」でプレートにしてみました。

・藤枝産のホクホクのキタアカリ(しゃがいも)を使ったトルティージャ(スペイン風オムレツ)。
・藤枝産のフルーツトマトを使ったパンコントマテ(にんにくとトマトをこすりつけたパン)。
・同じくフルーツトマトを使ったガスパチョ(トマトの冷たいスープ)
・オレンジジュースの代わりに清水の温州みかん100%ジュース(解凍)
・そして自社のオリーブオイル。

控えめに言っても、日本の食材で作った方が美味い!日本の農産物のクオリティは本当にすごいと思います。

試行錯誤しながら、多くの皆さんと一緒に静かにコトを起こしていきたいと思っています。

著者名 西村やす子

/ 株式会社CREAFARM 代表取締役

オリーブ園発ライフスタイルブランドcreafarm(クレアファーム)代表。
オリーブオイルソムリエ。司法書士。料理好き、旅好き。